Nepal Soktel Amrit Maya
- 喫茶 青時雨

- 2024年12月7日
- 読了時間: 2分
ネパール ソクテル アムリット・マヤ
焙煎度|中煎
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生産者|アムリット・マヤ
生産地|カブレパランチョーク郡マハバラット地区ソクテル村
標高|850m
精製|ウォッシュド
品種|ブルボン
flavor note
oolong tea, herbs, cacao nibs, round, malic, brown sugar, sandalwood
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名古屋・桜山の吉岡コーヒーさんが2024年1~2月にネパールを訪問した際に買い付けた豆を当店でも取り扱い始めました。
カブレパランチョーク郡の中の「ソクテル村」という小さな村は、地図で見ると首都カトマンズからほど近い印象ですが、2,000m級の山を越え、ほとんど車の通らない山道をジープで8時間ほどかけてやっと到着する村です。物流や町へ用のある人々の移動も、月に数便程度の往来する車に便乗する形で行われます。
村には電気もガスも来ていません。昔ながらの焚き木で食事の準備をし、小さなソーラーパネルひとつでなんとかスマホの充電を賄っていますが、大手キャリアの電波も圏外の村です。農薬も排気ガスも化学物質も電線もない環境は植物の生育環境にはとても贅沢だと思います。人々もとてもいきいきと暮らしています。
ソクテル村には32世帯のコーヒー農家さんがおり、内4軒がパルパーを備えています。総生産量は7tですが、各世帯ごとに自分の畑で栽培・収穫し、4カ所どこかのパルパーを借りて自分でパルピングし、その後も各々で天日干しします。パーチメントになるまでは各農家で責任を持って行います。その後全てまとめられて管理されるのですが、今回吉岡コーヒーさんとご縁のあった農家さん「ドルジェ・ラマ」さんと、「アムリット・マヤ」さんの生豆をミックスせずに分けていただきました。
ソクテル村でのコーヒーの栽培は、この7年ほど盛んに行われていて、農家さんはとても研究熱心です。ティピカ種から始めたそうですが土地に合わず断念したとのことです。ブルボン種との相性はとても良かったようで、シェードはあまりない環境でしたが、見るからに元気に育っていて、品質も良く豊作とのことです。


